働き方改革で本当に必要なことは?強い会社づくりのための改革を


働き方改革に必要なことはなんでしょうか?社員の意識改革、生産性の向上、両立支援、制度を整える、就業規則の見直し、会社によって課題は違いますし、必要なものも違うでしょう。ただ、どの取り組みを行うにしても共通して必要なのが「社員のスキル」です。今回は働き方改革で本当に必要なことを紹介します。

働き方改革で本当に必要なことは?

働き方改革で必要なことは「社員のスキル」

働き方改革に社員のスキルは欠かせません。例えば、働き方改革のやり方5ステップ!の記事で書いているように「社員の声を聴こう!」と思ったとします。でも、まったく考え方の違う世代の社員から「話を聞き出す力」がないと、なかなか本音を聞き出すことはできません。

働き方改革で必要な「社員のスキル」は、仕事をしていくうえで必要なスキルと同じです。「働き方改革なんて必要ない!」と言っている人でも、身につける必要性を感じてくれるでしょう。

すでにスキルはある!と感じた人は、ぜひ、今よりスキルの向上を目指したり、周りの社員のスキル向上を視野に入れてみてはいかがでしょうか。

働き方改革に必要な「社員のスキル」とは?

働き方改革に必要な「社員のスキル」を以下の6つにまとめました。それぞれ解説していきます。

  • 時代の流れを読み取る力
  • 課題を発見する力
  • インプットした情報を伝える力
  • みんなの情報を聞き出す力
  • 情報を整理整頓する力
  • まとめてみんなで分かち合う力

時代の流れを読み取る力

そもそも、働き方改革が必要な理由は、時代にあった働き方をしていかないと、事業を続けていくことが難しくなることが予想されているからです。昭和の働き方を大切に守り続けている会社ほど、現在人手不足が深刻になっているように見受けられます。

「働き方」を時代に合わせるためには、今の時代がどのような流れで、どういった傾向があるのかを把握する必要があります。そこで必要なのが「時代の流れを読み取る力」です。

昔から、「成功するためには3つの目が必要」と言われています。現場を細かくよく見る虫の目、高いところから全体像を把握する鳥の目、潮の流れなどの「流れ」を見逃さない魚の目です。

時代に必要なものを見極める力は、お客様が喜ぶものを知る力でもあります。「働き方」を時代に合わせるためだけでなく、お客様に喜ばれ、支持され続ける会社づくりに必要なことです。

課題を発見する力

時代の流れを把握しても、その時代の流れと自分たちの働き方のズレている点を把握できなければ、改善できません。そこで「課題を発見する力」が必要になります。

働き方改革では、大雑把ですが、「長時間働く人は優秀なので高評価」という時代から、「社員に長時間働かせるべきではない」という時代に代わっています。

「長時間労働」は時代に合っていない!と気づいても、

  • 自分の会社では長時間労働があるのか
  • 長時間働く人の方が高評価になっていたりしないか
  • 長時間労働はえらい!という意識で働いている社員はどのくらいいるか

など、会社によって予想される課題は違うでしょう。課題を発見するには、広い視点が必要になります。働き方改革は、会社によって取り組むべき課題が異なります。「課題を発見する力」が、働き方改革に必要です。

インプットした情報を伝える力

私生活でいろいろな経験を積めば、時代の流れを把握できるタイミングは多いでしょう。朝見たテレビでも、友人との会話でも、時代の変化を知る機会はたくさんあります。

私生活でインプットした情報は、会社で周りの人に伝えるとよいでしょう。社員みんなが時代の流れを感じられますし、学んだことを共有することで社員全体の情報量があがります。

そこで必要になるのが「情報を伝える力」です。わかりやすく伝える言葉、話を聞く環境や人間関係も必要です。

意思疎通は、できていると思い込んでいるだけで、意外とできていないことも多いもの。特に世代が違えば、考え方の根本が違うことはよくありますので、歪んで伝わることもあります。「働き方改革」に限らず、どんな場面でも「情報を伝える力」は必要です。

みんなの情報を聞き出す力と理解力

「情報を伝える力」が優れていても、「理解力」や「聞き出す力」がなければ、その情報を十分に使うことができません。

「世代が違えば考え方の根本が違う」とお伝えしましたが、「考え方の根本の違い」を理解していた方が、相手の話を間違って理解することが少なくなります。普段からお互いを理解しあう会話ができているか、も見直すべきポイントです。

また、あまり情報を伝えてくれない人から「聞き出す力」も必要です。お互い仕事で忙しい中、私生活で得た情報を共有するというのは、会社の雰囲気によってはなかなか難しいのではないでしょうか。

どんな話でも聞くという姿勢を見せる、その場にあった質問をするなど、「聞き出す力」があると、より情報を引き出すことができます。

会議などもそうですが、参加しているのに1つも発言しない人がいます。発言を促す「場づくり」も必要です。「聞き出す力」には、聞き出す「場づくり」をする力も含まれます。

情報や課題を整理整頓する力

ただ、たくさんの情報が集まっただけでは、宝の持ち腐れです。たくさん集まった情報は整理整頓しておきましょう。見つけた課題も同じです。

特に、会議などでたくさん情報や課題を出しあい、それらをうまく整理整頓すれば、意思疎通も図れますし、次の行動の計画を立てやすくなります。

まとめてみんなで分かち合う力

主に会議の場面ですが、たくさんの課題や解決策が出た場合、どれから取り組むのかなど、決めなければならない場面が多くあります。

10人いれば、10通りの考え方がありますので、たいていは葛藤が生まれます。それらをうまくまとめて、みんなで一丸となって課題に取り組めるように合意を作る力が必要になります。

社員のスキルを使った「働き方改革」の事例

働き方改革に必要なこととして「社員のスキル」を紹介しました。

スキルのある社員がそろえば、例えば、「時代の流れを読み取る力」で「今の時代は長時間働くよりも、生産性向上を意識して働くことが必要だ」と学んだ社員が、他の社員に伝えます。伝える力と、聞き出す力、理解力があるので、うまく伝わります。

そして、聞いた社員が「課題を発見する力」を駆使して「この会社は長時間労働をしており、それに不満をもっている社員が多いが、生産性があまり高い方ではない」と知り、「生産性が低い」「長時間労働への不満」という「課題を発見」します。

それに対して、皆が自分の持つ情報や課題、解決策などを出し合います。ここでも「伝える力」「聞き取る力」「理解力」が必要です。そして、出し合った意見を整理整頓し、みんなで分かち合い、解決に向けて行動します。ここで使うのが「情報を整理整頓する力」と「まとめて分かち合う力」です。

そして、行動してみた内容からさらに「課題を発見し」、PDCAを回していきます。

働き方改革に必要なことを身につけて強い会社にしよう

今回紹介したスキルは、「働き方改革」に限らず、いいサービス、いい商品をお客様に提供するためにも、社会人として必須のスキルです。どれも磨けば磨くほど、組織はうまく回っていきますので、ぜひ一度見直してみてはいかがでしょうか。

これらのスキルを磨くための行動として「働き方改革」に取り組んでみる、というのも、1つのやり方ではないでしょうか。

これらのスキルをすべて身につける研修を行っております。お気軽にお問合せください。

問い合わせはこちらから、「働き方改革に必要なスキルを身につける研修について」と、ご連絡ください。